ハムスターをお迎えしたけれど、なかなかなつかかないという悩みを抱えている方もいるはず。ハムスターになついてもらうにはお迎え時の行動が鍵です!本記事では、ハムスターがなつかない時のサインや、なつかせるための具体的な方法について詳しく解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターを飼い始めた
- ハムスターになついてもらいたい
- ハムスターを手乗りさせたい
ハムスターがなついていないときのサイン
巣箱に隠れて出てこない
ハムスターが巣箱に隠れて出てこないのは、ストレスや不安を感じている証拠です。人の姿を見ると逃げてしまう場合には人間を怖がっているサインです。
\ こわい…ストレス… /
近づけたら手を噛む
手を噛むのは防衛本能から来る行動で、人間を怖がっているサインです。ハムスターにとって人間の手は大きく見えるため、恐怖を感じることがあります。
\ この手こわい! /
ハムスターのなつき度をチェック!
ご自身のハムスターがどのくらいなついてくれているのかをチェックしてみましょう!
なつき度1:人から逃げるように隠れる
ハムスターをのぞいたときに逃げるように影に隠れていまう状態は「なつき度1」です。なれていない初めのうちは、人の気配を感じるとすぐに隠れてしまうことが一般的です。この段階では、無理に触ったり出そうとはせず、ケージの外から静かに見守ってあげましょう。巣箱の周りにおやつを置いて、出てきた時に安心して食べられる環境を作ってあげると良いです!
ふつうの関係って感じね
なつき度2:寝ている姿を見せてくれる
\ … /
ハムスターがケージ内で寝ている姿を見せてくれるようになったら「なつき度2」です。ケージ内ではリラックスしているように見える場合、環境に慣れてきた証拠です。人がのぞいても逃げなくなってきたら徐々に手渡しでおやつをあげてみてみましょう。
そこそこ仲が良いのね
なつき度3:手渡しでおやつを食べてくれる
\ あなたが気になる /
手からおやつを受け取って食べてくれる場合は「なつき度3」です。手から食べてくれるようになれば、信頼関係が築けている証です!ハムスターも飼い主さんになれてきているはず。ハムスターの好きなひまわりの種などを選び、少しずつ距離を縮めましょう。
仲が良いのね
なつき度4:手の上に乗ってくれる
\ あなたいいひと! /
ハムスターが手に乗ってくれるようになった場合には「なつき度4」です。ハムスターが自ら手の上に乗るようになると、完全になついてきた証拠です!飼い主にもなれてきているので、手を近づけても怖がらないはず。手の上で遊ばせたり、優しく撫でたりすることでさらに信頼関係を深めましょう。
すごく仲良しなのね!
なつき度MAX:外に出たがる
\ 深い絆で結ばれたあかし! /
ケージの外に出たがることがあれば「なつき度MAX」です。ハムスターがエサが欲しそうに外を見ていることや、外に出たそうにケージを引っかいていることがあれば完全に信頼された状態です。手の上で遊んであげたり、部屋んぽをして自由に遊ばせる時間を作り、さらに楽しいふれあいの時間をハムスターと過ごしましょう!
とびきり仲良しなのね!
ハムスターに嫌われる接し方:避けるべきNG行為
自分では気づかないうちにハムスターに嫌われるようなことをしているかも…!ハムスターになついてもらうためにも嫌がる行為をおさえておきましょう!
お迎え時に触りすぎる
ハムスターをお迎えしたばかりの時に触りすぎると、恐怖感とストレスを与えてしまいます。あなたは怖い人と認識されてしまうかも…。新しい環境に慣れるまでそっとしてあげて、無理に触らないようにしましょう。
ハムスターが見えない死角から急に触る
見えないところから突然触られると、ハムスターは驚いてしまいます。ハムスターに触れるときは、正面からゆっくりと手を差し出して、ハムスターに手の匂いを覚えてもらってから触るようにしましょう。
はじめはそっとなでてほしいでち
大きな音や強い匂い
大きな音や強い匂いは、ハムスターにとって非常にストレスになります。なるべく静かな環境を保ち、芳香剤や香水など匂いの強い物はケージの近くに置かないようにしましょう。
寝ているハムスターを無理やり起こす
ハムスターは夜行性のため、昼間は寝ていることが多いです。寝ている時に無理やり起こすと、ストレスや体調不良の原因、また恐怖感を与える原因になります。昼間に無理やり起こすようなことはせず、ハムスターが起きている夜などに接触を試みましょう。
やめるでち!ねむいでち!
ハムスターをなつかせるための具体的な方法
かまいすぎず無理やり触らない
ハムスターにはハムスターのペースがあるため、かまいすぎるとストレスを感じます。お迎え直後1週間くらいは無理にかまわず、しばらくそっと静かに見守りましょう。まずは新しい環境が安心して暮らせる場所だと認識してもらうために、最低限のお世話をするくらいにしておきましょう。
ケージの上にタオルなどをかけて影ができるようにしてあげると少し落ち着きます。
\ タオルで影をつくってあげよう /
また、無理に触ろうしたり無理やりつかんだりするとハムスターは恐怖を感じます。自分から寄ってくるまで待ち、ハムスターのペースに合わせた触れ合いを心がけましょう。
餌は手であげる
手から餌をあげることで、ハムスターにとって手が安全な存在であると認識させることができます。少しずつ距離を縮める効果的な方法です!ハムスターがなれてきたと感じたら積極的に手からあげていきましょう。
ゆっくり時間をかける
ハムスターとの信頼関係を築くには時間がかかります。早い子だとお迎え後1週間ほどで手乗りできるようになりますが、焦らず、ご自身のハムスターのペースに合わせてゆっくりと接することが大切です。ハムスターに早く触りたいからといって無理やりつかもうとすると余計に嫌われてしまいます。自分から寄ってくるまでゆっくりと待ちましょう。
\ のんびり、ゆっくり、 /
ハムスターが自分から寄ってくるのを待とう!
ハムスターが自分から寄ってくるのを待つことが最も重要なポイントです!以上のポイントを踏まえて、ハムスターとの信頼関係を築いていきましょう!焦らず、ハムスターのペースに合わせた接し方を心がけることで、徐々に仲良くなりましょう*
▼合わせて読みたい
▼しつけの豆知識についてこちらもチェック