ハムスターをお迎えして1週間はハムスターとのこれからの関係を決める大切な期間です!新しい環境に慣れるために重要なポイントを押さえて、良好な信頼関係を築いていきましょう。この記事では、初日のお世話のポイントから徐々に心を開いてもらうまでの対応を、Q&A形式で詳しく解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターをお迎えしたい!
- お迎え1週間のポイントを知りたい
- ハムスターが臆病で慣れてくれるか心配
お迎え初日が肝心!最初にするお世話のポイント
ハムスターをお迎えした初日は、新しい環境に慣れるために特に重要な時間です!初日にハムスターが嫌がることをするとそのまま嫌われてしまうことも…。
まずはハムスターに安心感を与えましょう!
ポイント1:ケージへの移し方
- Qハムスターをどうやってケージへ移すの?
- A
ハムスターを移動用の箱に入れたままケージに置き、箱の口を開けてそっと待ちましょう。
ハムスターが驚かないように、直接手で触れたり無理やりつかむのは避けましょう!
お迎え初日からハムスターに恐怖心を与えてしまいます。
移動用の箱ごとケージに入れ、箱の口を開け、ハムスターが自分から出てくるのを待ちましょう。
\ 箱を開けて待つ! /
ポイント2:箱の中の巣材・床材を一緒に入れる
- Qハムスターが箱から出てきたら次は何をすればいいの?
- A
今までハムスターが使っていた巣材や床材をケージに混ぜて入れてあげましょう。
安心するでち
ハムスターを落ち着かせるには、今までハムスターが使っていた巣材や床材を、新しい環境のケージに入れてあげることがポイントです!
自分のにおいがついていると安心し、新しい環境に慣れやすくなります。
ペットショップやブリーダーさんからお迎えするときに、今まで使っていた巣材や床材も一緒にもらうと良いでしょう*
\ 慣れ親しんだ巣材・床材を入れる! /
ポイント3:ハムスターが今まで食べてきたエサをあげる
- Qハムスターに初めてあげるエサはどんなものが良いの?
- A
今までペットショップやブリーダーさんのもとで食べていたものと同じエサをあげましょう。
知らないものはこわいでち
ハムスターに最初にあげるエサは、今までペットショップで食べていたものと同じ種類のエサをあげるようにしましょう!
急に種類を新しくすると警戒心を持ち、エサを食べてくれない可能性があります。
お皿にエサを乗せ、ハムスターが見えるような位置にそっと置いておきましょう。吸水器にお水も用意してあげましょう。
ポイント4:ケージにブランケットをかけよう
- Qハムスターのことが気になって仕方がありません!
- A
ハムスターのストレスになるのでジロジロ観察するのはやめましょう!ケージの一部を暗くして落ち着ける場所を作り、そっとしてあげましょう。
こっち見るな!でち
ケージの一部にブランケットやタオルなどを掛けて暗い場所を作ってあげることで、ハムスターが落ち着ける隠れ場所になります。
初日はハムスターに触ったり、観察しすぎたりせず、まずは安心して過ごせるように配慮してあげましょう。
お迎え2~4日目は最低限のお世話をする!
お迎えから1週間以内の期間は、過度に接触しないことがポイントです!
ハムスターの毎日のお世話は必要最低限を行うようにしましょう!
ポイント1:必要最低限のお世話
- Qお迎え2~4日目のハムスターのお世話は何をすれば良いの?
- A
エサや水の交換をしましょう。もし尿で汚れた床材があれば取り除きましょう。
この期間はハムスターが環境に慣れることが最優先です。
エサの交換や水の交換を行う以外は、ケージ内に触れるのを控えましょう!過剰な干渉はストレスの原因や嫌われる原因になります。
ハムスターに触りたい気持ちもありますが、今はグッと我慢する時期です。
もし、ハムスターが床材の上におしっこをした場所がわかれば、汚れた床材を取り除きましょう。
ポイント2:温度・湿度の管理
- Qハムスターに適した温度ってどのくらい?
- A
ハムスターが快適な温度は20~26℃くらい、湿度は40~60%くらいです。
ハムスターが快適に暮らせる温度は20~26℃、湿度は40~60%くらいです。
エアコンや加湿器を使用して温度や湿度の管理を行いましょう!
特に真夏の暑さや真冬の寒さには注意が必要です。温度管理を怠るとハムスターが熱中症や擬似冬眠をしてしまう可能性があります。
温度・湿度計を活用して、ハムスターの生活環境の温度を日常的に確認できるようにしておきましょう!
ハムスターの温湿度管理に役立つアイテム↓↓
ポイント3:トイレのトレーニングを始める
- Qハムスターにトイレを覚えさせたい!
- A
ハムスターのうんちや、おしっこで汚れた床材があれば、トイレに入れておきましょう。
ぼくはかしこいでち
ハムスターはにおいでトイレを覚えます。
床材におしっこをしたところを発見したら、汚れた床材を取ってトイレに入れておきましょう!おまけでうんちも入れておきましょう。
ハムスターは落ち着いたところでトイレをするので、トイレはケージの角に置くと覚えてもらいやすいです!
ハムスターが怖がらないようであれば、トイレ以外におしっこをしてしまった場所は、においが残らないよう丁寧に拭き取りましょう。
ハムスターのトイレのしつけについてはこちらの記事もチェック↓↓
お迎え5~7日目は少しずつ触れ合いの時間を作ろう!
お迎え5〜7日目で徐々に慣れてくるハムスターもいます。
慣れてきたタイミングで、少しずつスキンシップの時間を作ってみましょう!
ポイント1:おやつを手渡ししてみる
- Qハムスターとスキンシップを取りたい!いつごろから手乗りさせることができるの?
- A
ハムスターの手乗りには数週間から数ヶ月かかると言われており、お迎え5〜7日目ぐらいから徐々にスキンシップをとることができるハムスターもいます。まずは手からおやつをあげることから始め、手乗りへの準備をしていきましょう。
ハムスターが手乗りするまでの期間は個体差がありますが、大体数週間から数ヶ月かかると言われています。
まずはハムスターに自分の匂いを覚えさせることが重要です!
手をケージの中に入れ指先におやつを持ち、ハムスターに近づけてみましょう。
ハムスターが大好きなひまわりの種などの種子類を使うと効果的です!ハムスターの警戒心が強い時は長さのある野菜やおやつなどを使うのもおすすめです。
「手からは美味しいものをもらえる!」と印象付けましょう!
手からおやつをもらうことに慣れたら、少しずつ手乗りに挑戦していきましょう!無理に触らず、徐々に手に慣れさせていくことが重要です。
ハムスターを手乗りさせるステップ!↓↓
ポイント2:ハムスターが人に慣れるスピードは個体差がある!
- Qハムスターに近づくと怖がってしまいます。回し車の影にずっと隠れていて心配です!
- A
ハムスターが人に慣れるスピードは個体差があります。健康に問題がなければそっとしてあげましょう。
ハムスターが人に慣れるスピードは個体差があるため、お迎えから1週間経っても人に慣れないハムスターもいます。
臆病な性格のハムスターだと、毎日のエサの交換やトイレ砂の掃除をする度にびっくりして逃げてしまうこともあります。
エサや水をしっかり摂れているか、呼吸に異常がないかを確認し、健康に問題がなければ、必要最低限のお世話以外はケージに近づかず、静かに見守りましょう。
時間がかかるものの、ハムスターの嫌がることをしなければ次第に慣れて心を開いてくれます。焦らず、落ち着いて接することが大切です!
▼臆病なハムちゃんにはペットカメラの活用がおすすめ!
夜間の活動時間にハムスターが元気に運動している様子を確認するには、ペットカメラが便利です!
ペットカメラで夜の様子を観察し、元気に活動できているようであれば安心してそっとしておきましょう。
ペットカメラを活用すれば、過剰な接触を避けることができます。
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ペットカメラの活用についてはこちらの記事もチェック↓↓
お迎え1週間のポイントをおさらい!
お迎えから最初の1週間はハムスターに触れずそっとして、ケージの中で安心できる時間を作ることが大切です。
お世話はエサと水の交換、汚れた床材を取り除くことに限定し、ケージ全体の掃除はお迎え1週間以降の慣れてきた頃にするようにしましょう!
この1週間でハムスターが新しい環境に慣れるのを見守り、焦らず少しずつ信頼関係を築くことが、今後の良好な関係の鍵となります*