デザインフェスタに出展する際、多くの人が悩むのがブースの広さとサイズ選びです。「自分にはどのサイズのブースが合っている?」と迷う方も多いはず。この記事では、デザフェスのブースの種類や選ぶときのポイント、Mブースを使ってみた感想を交えながら詳しく解説します!

この記事はこんな人におすすめ!
- デザインフェスタの初出展を予定している
- SブースにするかMブースにするか悩んでいる
- Mブースのサイズ感を知りたい!
デザフェスのブースの種類
\ S/M/Lサイズ! /

デザフェスでは、出展スタイルに合わせてS・M・Lの3種類のブースサイズが用意されています。
私のようにイラストレーターさんが初出展する場合は「Sブース」か「Mブース」で悩むことと思います。

めっちゃ悩む!!
Sブースがおすすめなケース
Sブースは、デザフェスに出展する方に人気のサイズです。
ブース料金が一番安いため、「まずは出てみたい!」という方にはSブースがおすすめです。
展示スペースはコンパクトですが、グッズの点数が少なめであれば十分対応できます。
ただし、奥行きが0.9mと狭いため、ブース内のレイアウトに工夫が必要だったり、隣接するブースの作家さんへの配慮が必要です。
Mブースがおすすめなケース
Mブースはグッズの種類が多い場合や、世界観をしっかり作り込みたい方に向いています。
また、ブース内でのびのびしたい方には、Mブースがおすすめです!
ただし、ブース料金がSブースと比較すると結構高いため、出費がかさみます。
デザフェスでMブースを選んだ理由
\ メンタルがとても弱い…。 /

私が初出展でMブースを選んだ理由は、メンタルがとても弱く、デザフェス初出展で「対人ストレス」を抱えないためです。
ブースに余裕を持たせることで、隣接するブースの方とのトラブル原因を減らし、初めての出展でも落ち着いて出展できると考えました。
自分の周りに十分なスペースがないとストレスを感じてしまいそうだったので、ブース代が高いのは必要な経費だ!と割り切ってMブース1択で応募をしました。
今回は幸運なことに、友人が共同出展してくれると言ってくれたので、ブース代も半分で出展ができました。たくさん感謝です!
レンタル机を選ぶポイント!
\ 机の横幅1.5mと1.8mの比較 /


W1.8mにすると外に出られない!
- Sブース:W180cm×D90cm
- Mブース:W180cm×D180cm
デザフェスでレンタルできる机のサイズは
- W180cm×D60cm×H73cm
- W150cm×D60cm×H73cm
- W120cm×D45cm×H73cm
などです。
出展の際、隣のブースを通って外に出ることはできないため、ブースの横幅180cmの中に外に出る動線を確保しなければいけません。
そのため横幅180cmの机をレンタルするときは十分に検討をしましょう!
角ブースの場合には横から抜けることができるので、横幅180cmの机でも問題ないです。
また、Sブースの場合には奥行きサイズもよく検討しましょう!
丸イスをレンタルすれば奥行き60cmの机でも配置ができますが、当日動けるスペースが30cmになるため、検討が必要です。
Mブースを実際に使って感じたメリット
実際にMブースを使用してみて感じた感想をご紹介します!
大人4人で出展できた!
\ イスを4つ並べられた! /

友人との共同出展だったので、私と私のスタッフ、友人と友人のスタッフ4人で参加しました。
Mブースといえど、大人4人は流石にきついか!?と心配でしたが、4人でも問題なく出展ができました!
4人横並びでも少し両脇にゆとりがあるくらいでした。

レンタルを決める前に、こんな感じでイラレで事前にサイズを確認してました。
180×180のスペースにレンタル品を配置してもギリギリいけそう!となったので、ちょっと心配に思いながらもこの配置で出展することに決めました。
実際に4人で出展してみて、人数が多いとトイレで入れ替わりができたり、お昼ご飯を買いに行ってもらえたり、自分が回りたいブースをゆっくり見る時間ができてとてもよかったです!
デザフェスの飲食ブースはとても混雑しますが、スタッフに並びに行って買ってきてもらえたため、食事を自分のブースで順番にゆっくり取ることができました。
慌てずにご飯を食べられたので、幸福度が高かったです*
友人もスタッフも交換で行きたいブースに行く時間をしっかり取れたので、充実した出展になりました!
誰かが不在の時間も多かったので、ブースの狭さも気になりませんでした。
在庫をしっかり置けて安心!
\ 在庫は机下に収納 /

イスと机が干渉しなかったので、在庫は机下に全て配置することができました。
イスの下にはレジャーシートをひいて、荷物や上着を置いていました。
都度の在庫補充もわかりやすく便利でした*
隣接ブースへの迷惑が気にならなかった
\ ブース配置はこんな感じ /

今回の一番のポイントは隣接ブースへ迷惑をかけてしまうことを気にならずに終えられたことです!
初めての出展だったこともありわからないことばかりだったので、当日は自分のブース設置と商品の販売以外のことはあまり考えたくありませんでした。
でも、自分が他の作家さんに迷惑をかけてしまうことが心配で心配でたくさん考えました…。
なるべく迷惑をかける要素が少なくなるように、Mブースにする他に後ろのパネルもレンタルしました。
4人での出展でしたが、隣や背後のブースの方ともトラブルなく、無事に初出展を終えることができました。これが今回の大きな成果だと感じています!
Mブースで大変だった点
ブースレンタル代が高い!
こうして振り返ってみても、出展当日の悩みはありませんでした。
ただ、どうしてもブースレンタル代が高いところがお悩みポイントです!
今回は共同出展のため半額にしてもらえましたが、それでも売り上げはギリギリ赤字でした。
什器やテーブルクロスなど備品を1から用意する必要があったことと、背面パネルもレンタルしたため、予想はしていたもののやはり出費が大きかったです。
次回はもう少し黒字を目指せるかな…といったところですが、Mブースで出展する勇気は必要だなと思います。
横幅はSブースと変わらない
Sブースと比較してMブースの奥行きは広いものの、横幅は1.8mと変わりません。
そのため、展示できる作品の横幅のスペースは増えない点がデメリットになります。
奥行きは活用できるので、たくさん作品を配置するには高さを活かして奥まで見えるようなレイアウトがおすすめです。
Mブースより少し値段は上がりますが、Sブースを2つ横並びにする出展も人気です*
ブースの広さで失敗しないための準備
デザフェスの当日にブースの広さで悩まないためには、準備段階が成功の鍵です。
ブースの広さにを考慮して当日の持ち込み量を事前に把握するのは大切です。
出展する作品に加え、什器や梱包材、バック、ゴミ袋など、ブース内の物は意外と多くかさばります。
事前に家でサイズを測ってシュミレーションすると良いでしょう*
ブースの広さを有効活用するには、バックスペースの使い方がとても重要です!
特に今回活躍したのは「レジャーシート」でした!
イスの下の空間など活用して、地面に荷物を床置きできるのはとても便利だったので是非活用してみてください*
デザフェス初出展を成功に導こう!
デザフェスのブース広さとサイズ選びは、出展スタイルや作品数、運営人数によっても最適なサイズが変わります。
この記事をぜひ参考に、自分の出展スタイルに合わせてブースサイズを選んでみてください!


