ハムスターの健康を保つために爪のお手入れはとても大切です!でも「どれくらいの長さがベストなの?」と悩む飼い主さんも多いはず。
適切な長さやお手入れ方法を知っておくと安心です。この記事では、ハムスターの爪の理想的な長さと日常的なお手入れのポイントをご紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターの爪の長さが気になる
- ハムスターの適切な爪の長さを知りたい
- ハムスターの爪切りをどうするか知りたい
ハムスターの爪の適切な長さとは?
爪の長さの目安と確認ポイント
ハムスターの爪は、人間と同じように成長し続けます!
ハムスターの爪は少し丸みを帯びているくらいの長さが正常な長さです。
爪の長さのポイントは、爪が大きく丸まるくらい長くなっていないか、爪先がケージに引っかかりやすくなっていないかです。
爪が伸びすぎている場合には対処が必要となるため、日常的なチェックが大切です。
\ 伸びすぎはぐるぐるしてくる! /
\ 健康的な長さ! /
健康診断で病院に診てもらい、特に問題ないと言われたゴルゴの爪の長さです。
少し丸みを帯びているくらいの長さなのがわかるでしょうか?ぜひ参考にしてください!(鼻についているのは砂です…)
爪が伸びすぎると起こるトラブル
それでは、ハムスターの爪が伸びすぎてしまうとどんなトラブルが起こるのでしょうか?
ハムスターが歩きにくくなる
ハムスターの爪が伸びすぎると、爪がじゃまをして歩きにくくなってしまいます。歩きにくくなると運動不足に繋がる可能性もあります。
\ 爪がじゃまで歩きにくい /
ケージの網やおもちゃに引っかかる
伸びすぎた爪がケージの網やおもちゃに引っかかることで、爪が折れたり足を骨折してしまうなどのケガをしてしまう可能性があります
\ 爪が引っかかってケガ /
毛づくろいが上手にできなくなる
爪が長いとハムスターが自分で毛づくろいをする際に引っかかってしまうこともあり、上手に毛づくろいができなくなる可能性があります。
毛づくろいができないとハムスターの体が不潔になってしまいます。
\ 爪がじゃまで不潔 /
ハムスターに爪切りは必要?
ハムスターの爪は自然にすり減る!
ハムスターの爪は基本的には自然な環境ですり減るため、爪切りをしなくても大丈夫な場合が多いです。
回し車で遊んだりと活発に運動することで爪がすり減ってくれます。
シニアハムスターは要チェック
ハムスターが高齢になるとあまり動かなくなってしまうので、爪が伸びすぎてしまうことがあります。
その場合は自然に削ることも難しいため、爪切りをしてあげましょう。
\ 運動不足なシニアハムスター /
爪の長さを保つ秘訣
日常生活の中でハムスターの爪を適切な長さに保つ秘訣をご紹介します!
素焼きの巣箱を置く
素焼きの素材は爪を削るアイテムとして有名です。素焼きの巣箱は寝床としても使えるので一石二鳥!飼育環境に導入しやすいおすすめアイテムです。
\ ジャンガリアンにおすすめ! /
\ キンクマにおすすめ! /
砂浴び、砂遊びをさせる
ハムスターが砂浴びをする時には床をたくさん掘るので、爪を削る効果が期待できます!
砂浴び用の容器を設置してみて、爪の長さに変化があるか観察してみましょう。ハムスターの中には砂浴びをしない子もいるので、ご自身のハムちゃんが砂浴びをするかどうか確認することも大切です。
ゴールデンハムスターは砂浴びをしないこがいるのだ
\ 砂浴びしながら爪とぎ! /
運動させる
ハムスターが適切に運動をしていれば、爪は自然とすり減るため長さも気にならないことが多いです。
爪が伸びすぎて気になる場合には、ハムスターが回し車で上手く遊べていない可能性があります。ハムスターに合った適切なサイズの回し車を選びましょう!
ジャンガリアンハムスターなどのドワーフハムスターに適切な回し車のサイズは直径15cm前後、キンクマなどのゴールデンハムスターに適切なサイズは21cm前後です。
\ ジャンガリアンは直径15cm前後 /
\ キンクマは直径21cm前後 /
ハムスターの爪が伸びたらどうする?
無理をせずに動物病院に相談
ハムスターの爪が長くなりすぎてしまったら爪切りを検討する必要があります。
ただ、ハムスターはとても小さくて動きが速いため、飼い主さんが自分で爪切りをするのは難しいことが多いです。そのため無理をせずに動物病院に相談することをおすすめします!
小動物を診察してくれる動物病院では爪切りも対応してくれるところがあります。獣医師さんにお願いして安全に爪切りを行ってもらいましょう!
健康な爪を保って、ハムスターに快適に過ごしてもらおう!
ハムスターの爪は日常的にチェックを行いましょう!爪が適度にすり減る環境を整え、ハムスターが快適な生活を送れるようサポートしていきましょう*