ハムスターがケージを噛むのには、ストレスや縄張り意識などさまざまな理由があります。放っておくとケージの破損や健康被害、騒音の原因にも…!この記事では、ルーミィケージを噛む場所ごとの対策や、かじり木を使って噛むのを防ぐ方法や手順を詳しく解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターがケージを噛んでうるさい!
- ハムスターがケージを噛む原因を知りたい
- ハムスターがルーミィケージを噛むのを防ぐ方法を知りたい
ハムスターがルーミィケージを噛む3つの主な理由
\ ガオォォ! /

ハムスターがケージを噛む音はうるさく、深夜の騒音の原因や飼い主さんが眠れない原因となります。
ハムスターはどうしてケージを噛んでしまうのでしょうか?

ガジガジガジガジ…!

なんでこんなに噛むのかわからないのだ!うるさくて眠れないのだ!
ストレスが溜まっている
ハムスターがケージを噛む理由としてあげられる原因の一つはストレスです。
運動不足や環境の変化が原因で、ハムスターが不安や不満を感じるとケージを噛む行動が見られるようになります。
ストレス発散のためにケージ内のアイテムを噛むことが増えます。

運動が足りないでち!!
縄張り確認をしたい
\ 縄張りが気になる… /

ハムスターは縄張り意識が強い動物なので、自分の縄張りを確認するためにケージの外へ出たがることが多いです。
外の世界への興味が強くなると、ケージを噛んで脱走しようとしたり、飼い主さんにアピールをして外に出ようとします。
飼い主に構ってほしい
ハムスターが飼い主さんに構ってほしいと思っている時にもケージを噛むことがあります。
エサが足りていない時や外に出してほしいとアピールしている可能性もあります。

そろそろおやつが欲しいでち

お散歩させろでち
ルーミィケージのハムスターがかじりやすい場所
空気穴

ルーミィケージには、上蓋と底蓋の接合部分に通気性を確保するための空気穴があり、ここをハムスターが噛んでしまうことがよくあります。
ハムスターは一度ケージを噛める!と覚えてしまうと、なかなかやめなくなることがあります。
セパレートパネルの差し込み口

ケージのセパレートパネル差し込み口は、ハムスターが前歯でかじるのにちょうどよくフィットするのか、噛み癖がつきやすいポイントです。
噛みやすくガリガリとかじってしまうため、この部分を噛み始めるとかなりうるさいです…!
天面の金網部分

ルーミィケージの天井には金網部分があり、ここにぶら下がって噛むハムスターもいます。
ぶら下がってまで噛む姿はなかなかまぬけに見えて可愛いのですが、落ちて怪我をする可能性もあるため対策が必要です。
かじる場所別の効果的な対策方法!
【CASE1】空気穴・セパレートパネル差し込み口の対策
空気穴・セパレートパネル差し込み口を噛んでしまう場合にはかじり木を活用するのがおすすめです!
かじってしまうポイントにかじり木をくくりつけて、ガードするようにしてみましょう。
【CASE2】 天面の金網を噛む場合の対策
天面の金網を噛んでしまう場合にはケージ内のレイアウトを変更して、金網に手がとどかないようにしてみましょう。
また、どうしても手がとどいて登れてしまう場合には、ファイルやアクリル板を貼り付けるのもおすすめです。
ルーミィケージにかじり木を取り付ける方法
用意するもの
今回のかじり木は100円ショップで購入した木製角材2P(45×2.5cm)と果実って小枝 りんごを使用しました。
麻ひもは一般的に購入できるものを用意しました。

【簡単3ステップ】ルーミィにかじり木を固定する方法
▼STEP1:かじり木の設置場所を決める
ハムスターがケージを噛んでしまう範囲に合わせて、かじり木のサイズを選定します。
▼STEP2:かじり木に麻ひもをぐるぐる巻きにする
ルーミィーケージには底蓋にホールジョイント用の穴が数ヶ所にわたってあいているので、ここに麻ひもを通します。穴の間隔に合わせて、かじり木に麻ひもをぐるぐる巻きつけて結んでおきましょう。
ケージに通せるように麻ひもの端を長めに残しておくのがポイントです!
\ こんな感じ /

▼STEP3:ルーミィケージのホールジョイント用の穴に麻ひもを通して結ぶ
ルーミィケージの底蓋にあるホールジョイント用の穴に、かじり木にくくりつけた麻ひもを通し、ケージにかじり木を固定していきます。
通しおわったら麻ひもを片結びし、何回か結んで穴から抜けないように結び目を大きくします。
\ 取り付けたイメージ /

完成後はこのようなイメージです。
広い範囲を噛んでしまう場合には、長めのかじり木を1本くくりつけておくと、ハムスターが噛むときに引っ張っても取れにくくなるためおすすめです*
\ 全体像はこちら /

ルーミィケージかじり対策の動画はこちら
ルーミィ60のケージに、実際にかじり木を取り付けてみた様子は動画にもしています!
是非チェックして参考にしてみてください!
金網のうんてい対策(ぶら下がりを防ぐ方法)
【簡単2ステップ】金網かじり防止策
▼STEP1:ケージ内のステップや足場の位置を変更する
背の高い巣箱やトイレなどはハムスターが上に登って金網にぶら下がろうとする可能性があります。
ハムスターが上に登ると手がとどきそうなアイテムは、ケージの壁から離して置くようにしてみましょう。
ケージの壁などの支えがなくなることで、金網によじ登りにくくすることができます。

▼STEP2:金網部分にアクリル板やクリアファイルを取り付ける
ケージ内のレイアウトの変更に限界がある場合や、変更をしても改善が見られない場合には、金網の内側にクリアファイルやアクリル板を取り付けてみるのがおすすめです。
金網のような爪の引っかかる場所を無くしてあげるとぶら下がることができなくなります。
アクリル板やクリアファイルに尖った角がある場合には、ハムスターが傷つかないように丸く切ってから取り付けるようにしましょう!

手がとどく範囲の大きさにクリアファイルを切り、外側からガムテープで固定しています。
ガムテープだと見栄えが気になる場合には、クリアファイルに数箇所穴をあけ、インシュロックで取り付けるのもおすすめです*
どうしても改善しない場合はケージの変更も検討しよう!
対策をしてもハムスターがケージを噛むのをやめない場合は、ケージを買い替えることも考えてみましょう。
ケージの種類を変えることで、かじり癖がピタッとなくなることもあります。
噛み癖の対策には、ハムスターが噛んでしまう隙間があまりない水槽タイプがおすすめです!
\ 水槽タイプもおすすめ /

かじり対策をしてみて様子をみよう!
ルーミィケージに噛み癖対策をすることで、噛み癖がなくなることもあります。まずは手軽にできる対策をしてみて、改善しないようであればケージの買い替えも検討してみましょう!