ハムスターが回し車を噛むのをやめさせたい！噛み癖の対策方法5選

回し車を噛む行為はハムスターのストレスの原因や健康を害する原因になることがあります。この記事では、ハムスターが回し車を噛んでしまいお悩みの方に、効果的な対策方法をいくつかご紹介していきます＊

ハムスターが回し車を噛む理由

ハムスターが回し車を噛む理由は様々ですが、一般的に言われている原因がいくつかあります。まず、ケージの外に出たい欲が強い場合があります。ハムスターが十分な運動や刺激を得られないとストレスが溜まり、ストレス発散のためにかじってしまうことがあります。また、成長期には歯が伸びてかゆいと感じて噛む場合があります。ハムスターは常に歯が成長するため、噛むことで歯をすり減らし歯が伸び過ぎないようにします。ハムスターは好奇心旺盛なため新しい物に興味が湧き、噛んでみることもあります。

回し車を噛む行動が習慣化してしまうと回し車が破損したり、ハムスターの歯や口の健康に影響を及ぼす可能性があります。ご自身のハムスターを健康的に長生きさせるためにも、そのまま放置をせずにしっかりと対策を行い、ストレス要因を軽減してあげることが重要です。

プラスチックを噛むのは放置してはいけない！危険性について

ハムスターがプラスチックを噛むことは放置してはいけません。頬袋に入れて傷つける可能性や、口に入れて誤飲してしまう危険性があるからです。

頬袋に入れて傷つけてしまう可能性

ハムスターは回し車などのプラスチックを噛み、その破片を頬袋にためてしまうことがあります。プラスチック破片には鋭い辺があるため、頬袋に入れたままになってしまうとハムスターの口や喉に傷をつける可能性があるため注意が必要です。ハムスターがプラスチックを噛んでしまった後に、頬袋にためていないか確認してあげましょう。

口に入れて誤飲してしまう危険性

プラスチックを噛んだときに、小さな破片が誤って口の中に入り込む可能性があります。さらにそれを飲み込んでしまうと消化器官に損傷を与える可能性があるため注意が必要です。

ストレスを溜めて短命になる可能性

ハムスターはストレスを感じやすい生き物です。運動不足が続いたり、ハムスターにとって適切な環境が与えられないとストレスを感じ、プラスチックを噛むことでストレスを解消しようとするかもしれません。しかし、この行動は短命につながる可能性があります。ストレスが慢性化すると、ハムスターの寿命を縮める原因となる可能性があるので注意が必要です。

ハムスターに回し車を噛ませないための対策方法5選

ハムスターに回し車を噛ませないために効果的な方法をご紹介していきます＊

｜対策1｜ケージを広くする

部屋んぽが足りなかったり、ケージが狭かったりと、運動不足を感じて噛み癖が出てしまっているハムスターに効果的です。運動不足でストレスが溜まらないように、十分に広いケージに交換してあげることで噛み癖が解消することがあります。

｜対策2｜かじり木を固定する

かじり木を入れているのに噛んでくれないハムスターに効果的です。ただかじり木を入れているだけだと噛んでくれない場合がありますが、ケージに固定することで噛んでくれるようになることがあります。

回し車の噛んでしまう箇所の近くにかじり木を固定して、噛み癖がおさまるか様子を見ましょう。

\ 枝タイプを固定するならこんな感じ！ /

噛んでしまう箇所の周辺にガムテープで固定！

｜対策3｜ガムテープを貼り付ける

回し車の噛んでしまう箇所にガムテープを貼り付けると、噛むのをやめてくれる子もいます。ただし、ガムテープを噛みちぎってしまう子もいるため経過観察が必要です！噛み跡がついていたり噛みちぎられていたら剥がし、別の策を検討しましょう。ハムスターの性格に合わせて様子を見ることが重要です。

｜対策4｜しつけ用塗り薬を使う

市販のしつけ用塗り薬を使う方法も効果的です。苦味があるため、回し車の噛んでしまう箇所に塗ることで噛み癖を抑えることができる可能性があります。効果のあるなしはハムスターの個体差があるようなので、使用後は経過観察してみましょう。

｜対策5｜木製の回し車に変える

どうしてもなおらない場合は木製の回し車に交換するのがおすすめです。木製なので噛んでも健康に害がなく安心です。噛み癖が強い子にはケージの中からプラスチック製品を取り除いてしまうのが効果的です。回し車の内側にコルク製のカバーがついている製品がありますが、コルクカバーは簡単に噛みちぎられてしまうので、もともとついていない製品を選ぶか、あらかじめ剥がしてしまうと良いでしょう。

まとめ

ハムスターが回し車を噛むのを解決するには、ハムスターの性格ごとにあった方法で対策を行うことが効果的です。ご自身のハムスターの性格に合わせて、効果的な方法を見つけてみましょう＊