賃貸でハムスターは飼育できる？確認ポイントとトラブル対策ガイド

ハムスターを飼いたいけど、本当に飼えるのかどうか心配事がたくさんありますよね。賃貸の部屋でもハムスターを飼うことはできるのでしょうか？契約書の確認に他に、賃貸でハムスターを飼うために気をつけるポイントやトラブルを防ぐ方法を紹介します。しっかり確認して思う存分ハムスターを可愛がれるように準備をしましょう！

賃貸物件でハムスターは飼育できる？

賃貸契約書をしっかり確認する！

賃貸物件ではペットに関するルールが物件ごとに異なります。

契約書には「ペットに関する規約」が含まれていることが多く、一般的に「ペット可」や「ペット不可」といった条件が書かれています。

ハムスターを飼育したい！と考えている場合、まずはご自身の住んでいる賃貸物件の契約書に、ペットに関する記載がどのような内容で書かれているかしっかり確認をしましょう！

「ペット不可」とだけ記載されている場合もありますが、賃貸によっては特定のペットはOKと明記されているケースもあります。

ペット不可物件でハムスターは飼える？

ペット不可物件でも契約書をよく読むと補足情報が書かれていることがあります。

「大型の犬猫に限る」など、犬猫などの大型ペットはNGでも、小動物であれば飼育できると契約書に書かれている場合もあります。

賃貸を契約した時にはペット不可の物件だと認識していたけど、よくよく読んでみたら小動物は可能だった！というケースもあるので、改めて確認をしてみることをおすすめします！

不動産会社やオーナーに直接問い合わせる

小動物は飼いやすいと言われるものの、ペット不可物件での飼育は簡単には判断できません。

契約書で判断できない場合、契約前に不動産会社やオーナーに確認することをおすすめします。何かあった時のトラブルを避けやすくしましょう。

賃貸でハムスターを飼育する際の注意点

回し車の音に注意する

\ 回し車も騒音に！ /

ハムスターは夜行性のため、夜間に活発に回し車を使って運動をします。

回し車の騒音対策を十分に行なっていない場合、騒音が響きやすい木造や防音対策が十分でない物件では隣人に迷惑をかけてしまうことがあります。

静音タイプの回し車を使用するようにしましょう！

↓↓ハムスター飼育初心者におすすめ↓↓

▼回し車がうるさい時の対策方法はこちら

かじり癖による騒音対策をする

ハムスターは常に歯が成長するため、ものを噛むことで歯をすり減らし歯が伸び過ぎないようにします。

特に成長期のハムスターは好奇心旺盛なため、ケージ内のプラスチック製品を片っ端から噛んでしまうことがあり、ものを噛む音が騒音の原因となります。

騒音は飼い主の睡眠を妨げるだけでなく、隣人に迷惑をかけてしまうことがあります。

また、騒音だけでなく、プラスチック製品をかじってしまう場合、頬袋に入れて傷つけてしまう危険性や口に入れて誤飲してしまう危険性があります。

かじり木を導入したり、ケージ内からプラスチック製品を取り除いたりと、対策をしっかりと行うことが重要です。

▼ハムスターの噛み癖対策はこちら

ニオイ対策

ハムスター自体はニオイのしない動物ですが、排泄物はニオイが目立ちます。

排泄物を適切に掃除をして清潔な状態を保つことができないと、ハムスターケージ全体がニオイの原因となります。

ニオイを適切に対処できないと隣人に迷惑をかけてしまうこともあります。ハムスターにトイレの場所を覚えてもらい、毎日トイレの掃除を行うことが重要です。

トイレのニオイ対策として消臭効果のあるトイレ砂を使うこともおすすめです！

▼ハムスターのトイレのしつけはこちら

一人暮らしでハムスターは飼育可能？

生活リズムとハムスターの活動サイクルを理解しよう！

\ ハムスターは夜行性！ /

ハムスターは夜行性の動物なので、日中はご飯を食べたりトイレをする以外はずっと寝ています。

そのため一人暮らしで飼育する場合でも、日中働いていたり学校でいなかったりしても基本的には問題ありません！

夜間にハムスターの活動が活発になった頃に日々のお世話をしてあげるようにしましょう。

ただし、突然ハムスターの体調が悪くなったり病気になったりすることもあるので、日中に外出が多くなる場合にはペットカメラを活用し、外出先でもハムスターの様子を確認できるようにすることがおすすめです。

▼ペットカメラの活用法についてはこちら

長期間留守にする際の注意

旅行や外泊などで長期間家を留守にする際は注意が必要です。

しっかりと事前に準備をすれば1泊2日程度であればハムスターの健康にも問題ありませんが、2泊3日以上になる場合には留守中の家で放置するのは危険です。

家族や友人にハムスターを預けて代わりにお世話をしてもらったり、ペットホテルを利用するようにしましょう。ただし、環境の変化はハムスターにとって大きなストレスの原因となるためなるべく控えた方が良いでしょう。

また、温度変化の激しい夏や冬などには、ハムスターに適切な温度が保てるようにエアコンを使用しましょう。温度変化はハムスターの大敵です。温度管理を怠ると熱中症や擬似冬眠をしてしまう可能性が高まり危険です。

▼旅行中のハムスターの留守番についてはこちら

賃貸でもトラブルなくハムスターを飼育しよう！

賃貸でのハムスター飼育には物件のルールを事前に確認することが最も大切です！

騒音やニオイへの対策をしっかりとし、周囲の住人への配慮も忘れずに行いましょう。

▼キンクマの飼育の基礎