ハムスターなどのペットを飼っていると心配なのは病気になること。いざ動物病院に連れて行くとなった時に何も知らないとハムスターを命の危険にさらしてしまうかも!ハムスターを病院に連れて行く方法を事前に学び、焦らず、安全に連れて行きましょう!
この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターを病院に連れていきたい
- ハムスターの外出方法を知りたい
- 外に持ち運ぶ時に必要なものを知りたい
ハムスターを診てくれる動物病院を探そう!
近くの動物病院を探しておこう
\ イヌ・ネコ専用の動物病院が意外と多い! /
ハムスターを飼ったらまず、近くにハムスターを診察してくれる動物病院を探しておきましょう。ハムスターのような小動物を診察してくれる動物病院は意外と限られています。イヌ・ネコ専用の動物病院だったり、小動物の診察をしている病院でもハムスターの診察を行っていない場合もあります。事前に電話やウェブサイトで、ハムスターの診察を行っているかどうか確認しておくことが大切です。また、ハムスターは非常にストレスを感じやすい動物なので、できれば近場で探し、移動時間は少なくしてあげましょう。
ハムスターを診察してくれる動物病院を探しておこう!
予約を入れる
ハムスターを診察してくれる動物病院が見つかったら、事前に予約を入れておきましょう。予約なしで病院に訪れると混雑で長時間待たなければいけないことがあるため、ハムスターに余計なストレスを与えてしまう可能性があります。予約しておくことで待ち時間を少なくでき、診察内容も事前に伝えておくと診察までスムーズです。
はやくお家に帰りたいでち
健康診断を受けておこう
かかりつけの動物病院を探しておくという点でも、ハムスターの健康を維持するという点でも、定期的に健康診断を受けておきましょう。初めての診察として健康診断を依頼し、今後の健康管理のポイントを教えてもらったり心配事の相談に乗ってもらえるような信頼できる病院を見つけておきましょう。急病の時にも焦らず慌てずにすみます。健康診断の時に伸びた爪を切ってもらえる病院もあります。爪が伸びすぎている場合には一緒にお願いすると良いでしょう!
健康診断を受けて、かかりつけ医を見つけておこう!
ハムスターを動物病院へ連れて行くための準備
動物病院が見つかって予約が取れたら、ハムスターを外へ連れていく準備をしましょう!
移動用のケースを用意しよう
ハムスターを安全に運ぶために移動用ケースを使いましょう。普段の飼育ケージより小さく持ち運びが可能なサイズ感のケースを使用します。小さすぎずハムスターが窮屈にならない大きさの、小動物用のキャリーケースを用意しておきましょう。市販で販売されているハムスター用のキャリーケースや、大きめの虫カゴなども使えます!
私が病院へ連れて行くときは100円ショップで購入した虫カゴを使っています。(300円か500円でした)キンクマを入れても少しゆとりがあるので、病院に連れて行くためだったら十分なサイズだと思います*
ハムスターのお出かけ用として使う場合や震災時に連れ出せるように準備しておく場合には、市販のハムスター用キャリーケースを購入しておいても良いと思います*給水ボトルが備えつきのものや、中には回し車がついているものもあり、長期間の外出時でも安心です。
\ ハムスター用の移動キャリーケースはこちら /
水分補給の野菜を用意しよう
移動用のキャリーケースに給水ボトルをつけておくと水が垂れてしまう可能性があるため、給水ボトルは外しましょう。移動中の水分補給には野菜を入れておきます。水分補給とおやつとしてキュウリやレタスなどの水分を多く含む野菜を少量入れておきましょう。
\ 水分補給は野菜で! /
暑さ・寒さ対策をする
ハムスターは温度変化に敏感なため、移動中の温度対策が必要です。夏はケースの上に保冷剤を乗せたり、冬は毛布でケースを包み外側の側面にカイロを貼り、適切な温度を保つようにしましょう。保冷剤の近くが寒すぎたり、カイロの近くが暑すぎたりした時に逃げられるようなスペースを確保しておきましょう。
夏は保冷剤、冬はカイロを用意しておこう!
床材をたっぷり入れる
ケースの中には、普段使っている床材をたっぷりと入れておくことで、ハムスターが落ち着きやすくなります。スペースが狭くて巣箱をいれられない分、床材を深くして下に潜れるようにしておきましょう。また、床材の中はある程度温度変化を一定にできるため、暑さ・寒さ対策にも有効です。普段から使っている床材を入れていくと、診察の時に相談やアドバイスをもらうことができます。
布を被せる
移動中はケースに布を被せて、直射日光を避けるとともに、ハムスターが落ち着けるようにしましょう。車以外の交通手段で病院へ行く時には、キャリーケースよりひとまわり大きい手さげ袋に入れ、肩にかけて持ち運ぶのがおすすめです!
ジャンガリアンを飼育している方が、普段のケージのままベビーカーに乗せて病院に連れてきているのを見たことがあるよ!ハムスターにとって環境変化が少なく、ストレスを軽減できそう!
ドワーフハムスターならケージも小さいし良さそうなのだ
ハムスターの移動時の注意点
給水器は外す
移動中に給水器をケースに付けたままにすると、水が漏れてケース内の床材が湿ってしまうことがあります。床材が湿るとハムスターが体調を崩したりストレスになってしまうため、移動中は給水器を外し、代わりに野菜で水分を補給させましょう。
ハムスターの様子を逐一チェックする
移動中はハムスターの様子を定期的にチェックし、異常がないか確認しましょう。特に移動中の暑さや寒さに注意が必要です。移動時の揺れもハムスターのストレスになるため、なるべく揺れないように配慮して運びましょう。
初めての病院に行くときはずっと落ち着かずバタバタしていたゴルゴ。2回目はまるくなって寝れていたのでちょっと安心。
他の動物が診察待ちのときは離れる
動物病院の待合室には他の動物もいます。ハムスターは他の動物の存在に敏感でストレスを感じやすいので、他の動物となるべく距離を置きましょう。待合室でもキャリーケースには布を被せておくとハムスターが落ち着けるでしょう。
ハムスターを安全に動物病院へ連れて行こう
事前に準備をしておくことで、ハムスターがいざ病気になってしまった時でも焦らずに動物病院へ連れて行くことができます。慣れないお出かけも安全に出発しましょう*