ハムスターの目やにはなぜ出るのでしょうか?目やには健康状態を示す重要なサインです。目やにが増える原因には環境や病気などさまざまな要因があります。本記事では、ハムスターの目やにが出る主な原因や対応方法、さらに予防策について詳しく解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ!
- ハムスターに目やにが出るのはなぜ?
- 目やにが出る原因を知りたい
- 目やにが出てしまった時の対処法を知りたい
ハムスターに目やにが出るのはなぜ?
ハムスターも人間と同じように、目に入ったゴミを涙で洗い流そうとします。流れたごみが目元にたまると目やにになります。
ハムスターに目やにが見られること自体は珍しいことではありません。健康なハムスターでも、寝起きに目やにが少しついていることもあります。
健康なハムスターであれば毎日の毛づくろいで目やにが取れるので問題ない場合が多いです。
しかし、目やにの量が増えて目がくっついてしまったり、目の周りが赤くなっている場合は対処が必要です!
このような症状が見られる場合には、適切な対応が必要となります。
ハムスターの目やにが出る6つの主な原因
ハムスターの目やにが出る原因にはどのようなものがあるのでしょうか?原因を知って正しく対処をしていきましょう!
目が傷ついている
目を傷つけてしまうと炎症が起きて目やにが出ることがあります。傷口から細菌が感染する可能性もあるため注意が必要です。
ケージ内のアイテムで目を傷つけてしまったり、顔まわりを毛づくろいした際に傷つけてしまうこともあります。
特に複数飼育している場合はケンカで目に傷がついてしまうこともあります。
目にゴミが入ってしまった
床材やおがくずなどのほこり小さなゴミが目に入ると、目やにが出る原因になります。
特に細かい床材を使用している場合に起こりやすいです。
ケージが不衛生
ケージ内が汚れていると細菌が繁殖しやすくなり、目の感染症を引き起こすことがあります。
また、床材の下にたまったほこりや小さなゴミも目やにの原因となります。
日常的に清潔な環境を保つことが重要です!
アレルギーによるもの
ハムスターは床材が原因でアレルギー反応を起こすことがあります。
ウッドチップ製の床材はアレルゲンになりやすいと言われています。
アレルギーが原因の場合には、目やに以外にも皮膚のかゆみなどが見られることがあります。
病気が関係している
結膜炎や感染症など、目の病気が目やにの原因になることがあります。病気の場合には早期治療が必要です。
目やにが長引く場合や、目の周りが赤くなっているなど、ハムスターに何か異常が見られる場合にはすぐに動物病院へ連れていきましょう。
老化・老衰によるもの
高齢のハムスターでは、目やにが出やすくなることがあります。これは老化による体機能の低下が原因です。
目やにの量が多くなり目がくっついてしまう場合は、動物病院で診てもらい、適切な治療をしてもらいましょう。
ハムスターの目やにが出たときの4つの対策
目やにを優しく取り除く
綿棒や湿らせたガーゼを使い、目やにを優しく拭き取ります。ただし、強くこすらないように注意しましょう!
清潔な手と道具を使うことが大切です。
目やにの取り方の手順はこちら↓↓
ケージ内を清潔に保つ
ケージの掃除は週に1回を目安に行いましょう!
また、床材も定期的に交換し、目やにの原因となる汚れやほこりがたまらないような環境を維持しましょう。
床材を変更する
アレルギーが原因で目やにが出ている場合、かゆみの原因を取り除かないと再発してしまいます。
粉塵が少なく、アレルゲンになりにくい素材の床材に変更してみましょう。
床材は、ハムスターがアレルギー反応を起こす可能性が少ない「紙製」のものを選ぶのがおすすめです!
▼マルカン やさしいペーパーマット 1.2kg
- ほこりが少ない
- 無漂白の国産バージンパルプを使用
- 低刺激、低ストレス素材
▼ジェックス ごきげん快適マット 超お徳用 1kg
- 吸湿性・保温性・通気性に優れた材質
- 天然素材の100%バージンパルプを使用
- 天然無漂白のナチュラルカラー
異常が続く場合は動物病院へ
目やにの量が多い場合や長く続く場合、他の症状が見られる場合は、早めに動物病院で診察を受けましょう。
ハムスターを病院へ連れて行く準備はこちらもチェック!↓↓
ハムスターの目やにを予防するための環境づくり
\ 毎日の健康チェック! /
ハムスターに目やにが出ないように、目やにを予防するためのケージ内の環境づくりがポイントです。
定期的にケージの掃除をし、清潔な環境を保ちましょう!
また、毎日の健康チェックも欠かさず行い、ハムスターに異常が見られたらすぐに対処できるように心がけましょう!
目やには早めの対応を心がけよう!
ハムスターの目やには、健康状態を示す大切なサインです!目やにが出てしまったら放置せず、原因を見極めて適切な対処を行いましょう!
日頃からケージを清潔に保ち、健康チェックも欠かさず行っていきましょう*